taniya_webの日記

沖縄県在住のエンジニアのブログ 沖縄に住んで1年経った

ハッカーズチャンプルー2015開発合宿に行ってきた

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6/24(金)〜6/27(土)のハッカーズチャンプルー2015@沖縄に参加してきたので、
参加レポートです。手元にあまり写真が無かった(´・ω・`)

「開発合宿」+「カンファレンス」の4日間参加してきました。
去年に引き続き2回目の参加となりましたが、
今年は全体で4日間でイベントウィークな週でした。年に1度のお祭りですね。

今年の沖縄は梅雨明けが10日程度早かったので、
イベント期間中はずっと晴れて良い天気でした。むしろ暑かった!

ハッカーズチャンプルーとは

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沖縄県で毎年夏に開催されているITイベントです。今年で3回目になります。
この辺に情報がアップされています。

ハッカーズチャンプルーのコンセプト

元々はじまったコンセプトは以下だそうです。

ハッカーズチャンプルーは、
沖縄県内のIT系ユーザグループが合同で企画する夏祭りです。
全国各地からゲストをお招きし、 ハッカー/エンジニア/エバンジェリスト同士が
各専門分野を超えて相互交流しようという企画です。

開発合宿はどんな感じだったか?

6/24(水)〜6/26(金)の日程で、
沖縄県恩納村ホテルムーンビーチ(http://www.moonbeach.co.jp/)
というリゾートホテルで行われました。

  • 参加者は20名ちょっと
  • 3泊4日(最終日はカンファレンスで、移動もあるので、合宿は実質2日間程度)
  • 1部屋4名か5名で宿泊
  • 3泊で22,680円(税込)

1年ほど前に「リゾートワーク」というキーワードで沖縄で開発合宿したり、
仕事をするみたいなのが、少し流行ったのが今回の企画のはじまりだったみたいです。

今回特に自分は日常の「ワーク」の延長の作業を
していたわけではないので「リゾートワーク」ではなかったですね。

参加費は沖縄のリゾートホテルに夏に泊まると考えると安い方ですが、
1棟貸しのペンションとかでやるならもっと安いんだろうなという感じでしょうか。
 
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東京で開催されているパパパパ開発合宿というイベントが気になっていた

www.kigurumi.asia

東京都内で40回以上も開催されている「パパパパ開発合宿」というイベントが
行われていて、
こちらのイベントは泊まりではなく日曜日に
エンジニアやデザイナーが集まって、プロダクトやサービスを生み出している
という感じなのですが、

前から自分はおもしろい取り組みだなと思っていて、
似たような感じのイベントになるかな?という期待もありながら、
ハッカーズチャンプルーの開発合宿に参加しました。

あとは自分のリフレッシュ休暇みたいな感じで、
『リゾートホテルでプログラミングしたり、本読んだり、pocketの未読を整理したりして
 自由に時間を使えるって、何かすげー夢のある大人の余暇だな
 そんな休暇を過ごしに行くぞ!』
みたいなモチベーションもありましたね。
さらに『沖縄県内・県外のエンジニアと交流出来る機会になりそうで良さそう』というところでしょうか。

一般的な開発合宿との違い

今回のような公募の宿泊型のイベントに参加するのは初だったのですが

  • 1人でというわけでもなく
  • 気心が知れた知人とというわけでもなく
  • 会社の人とというわけでもなく

という集まりなので、今までに無い感覚の時間を過ごせましたね。

個人の時間と交流の時間がある程度分けられていたので、個人的には良かったです。
同じ部屋の隣で人が作業していると、自分もやるかなみたいな適度な緊張感もあって
もくもく会みたいな雰囲気もありましたね。

 
参加者同士でお互い雑談がしやすいかと言われると、「しにくかった」ですね。
参加者がみんなで集まって作業できるスペースが無かったというのもあるかと思います。

同じ部屋だった人とは、

  • 何をやっているかとか
  • 作業進捗どんな感じか話をしたりとか

を話をしたりはしていたので、その点は交流できたのと、勉強になったりしておもしろかったです。

合宿期間中のログ

こんな感じで過ごしてました。

初日

午後から外出

  • 13:30 那覇空港
    • 東京からの参加者をにピックアップしにいく。これもイベントっぽくて楽しかったです。
  • 15:00 楚辺そばで昼食
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    • 遅めの昼食を一緒に食べに行った。
  • 17:00 ムーンビーチ到着
    • イベント運営関連で話をしたりして、タスクを処理。
  • 19:00 初日のウェルカム・パーティー
    • 近くの居酒屋(沖縄料理とあぐー豚専門店 あんとん)で懇親会
  • 12時過ぎに就寝

2日目

  • 6:00 カーテンが光を遮りきれないため起床、朝の海を見にいきつつ、ロビーで作業
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  • 7:00 ホテルのレストランでバイキング
  • 部屋で作業
  • 13:00 ランチイベント
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    • スポンサーのesa.ioさん提供でホテルのレストランでランチ(カレー等食べた)。ごちそうさまでした!
  • レストランで運営系のタスクしたり、雑談
  • 部屋で作業
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  • 19:00 夕ごはん
  • その後ホテルの大浴場に行ったりして、就寝

3日目

  • 6:00 カーテンが光を遮りきれないため起床
  • 7:00 ホテルのレストランでバイキング
  • 部屋で作業
  • ホテルの近くのタイガービーチを見に行く
  • 13:00 esa.ioを作っている2人が開発合宿会場に遊びに来るという事で、10人ぐらいでランチに出かけた。
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    • 「なかむらそば」に行ったが、並んでいたので、暑い中外で沖縄そばを食べるという修行に。結局「冷やしつけ麺」食べた。
    • その後外出ついでに、みんなで万座毛行ってきた。
  • 部屋で作業
  • 19:00 フェアウェル・パーティー
    • 近くの居酒屋(沖縄ダイニング 我空 我空)で懇親会
  • その後部屋で飲んだり、ホテルの大浴場に行ったり

自分がやっていた作業

前々からやってみたかった、ハコスコを使ったVRコンテンツを作っていました。

技術的な難易度は低くて、基本的にはネット上で既に情報があるので、
その通りにやれば動くみたいな感じ。
今回ホビープログラミングをするような時間に使いたいなと思っていたので、このようなネタにしました。

本当はいくつか試してみたいのがあったのですが

結局は作れたのは、
Zenrinさんから提供されている秋葉原のモデル内を
Queryちゃんが飛行する(iPhoneのジャイロに従って)ぐらいでしたね。

本当はVRを活かしたゲームっぽいものを作りたかったのですが、
作業が捗らず、ゲーム的要素を実装するところまで辿り着かなかったorz

Oculus Riftで本来やりたいのですが、私は持ちあわせていないのが残念でしたが。
製品版が2016年に出る予定との事で、その際にまた検討したいなみたいな状況ですね。

合宿参加者の中で

という人がいたので驚きでした。
私もOculusのプログラミングにも手をつけていきたいなと思いましたね。

開発合宿に参加しての感想

日常生活から隔離されていい感じ。
あとは何するか、どう使うかは自分次第ですね。

作業的な満足感を得るには、
ストイックに時間管理とかタスク管理していった方が良いのかもしれないですが、
海やビーチに遊びに行ったり、ホテル周辺を散歩したりして
ゆるく過ごすのも良いなと思っています。

なんかいっぱいお酒を飲んだ感ありますね。
実はイベント期間中4日連続飲んでいた。
という事で来年は持続的な体調管理にも留意していきたいですね。

朝の日差しで、強制的に起こされるのは、良い面と悪い面がありますね。
お酒のせいもあるのですが、若干快眠できていない面もありましたね。
逆に早寝早起きしたら、いい感じに作業も捗るかもしれないなと思いました。

参加者同士の交流

想定よりできていないというか、自分自身がしていないという感覚ですが、
それでも何人かの人とは、いろいろとお話ができたので良かったです。
(※自分の方の話の引き出しの問題というのは多々感じる部分アリ)

マジメな話だと、関わっているプロダクトの話とか、
作り手としてどういうメンタリティを大事にしているかとか
そういう話をちょっと聞けたりして参考になったし、
あとはゲームの話(スプラトゥーンが流行ってた!)とかアニメの話とかしてましたね。

合宿的なイベントを形を変えていろいろやってみたい

沖縄県内から参加したエンジニアと話したのは、
夏にリゾートホテルで開発合宿をするというのは
作業するというよりも、基本的に遊びたくなっちゃうよねという話になりました。

とはいえ、こういった開発合宿型のイベントで集まって
何かやったり、交流するのはいろいろ良さそうなので、
県内向けの開発合宿だったら、冬とか閑散期に集まってやるのも 宿泊料金も安いしアリかもねみたいな話も出ました。
また折を見て検討したいなーと思ったりしています。

あとは今回はイベントでの開発合宿でしたが、
個人的にもこういう時間を日常の中で作っていけたらいいなという事も何となく思いましたね。

運営的な方向だと

運営メンバーとして参加していたのですが、
* ネット環境や電源の確保
* 集まれる作業場所の確保
* 部屋での過ごしやすさ
* 参加者同士がうまく交流したりできる場作り

など運営上の反省点も多々あったのですが、
もし来年また企画していくなら、
参加者の人がさらに快適に楽しく過ごしてもらえるようにしていきたいなというところですね。

参加費用との相談もありますが、
ある程度の人数を受け入れ可能で、
開発合宿に良さそうな場所を探すのもなかなか難しい事も分かったので
県内を回ったときとか、泊まったときとかに能動的に情報収集していく必要があるなと感じましたね。

いずれにしても、形はどうあれ来年もやれたらいいなーとは思いました。